外部ストロボ / フラッシュ用カラーフィルターを試す color filter for speedlight review レビュー
先日注文していた、外部ストロボ / フラッシュ用カラーフィルターをeBayで購入しましたので、
さっそくレビューします。
前回記事はこちら
外部ストロボの色温度を変更する方法 - JJsの日記
商品名は「Universal Speedlite Color Filter Kit For Canon Nikon Pentax Godox YONGNUO Flash」で、
9月7日注文、9月20日到着と標準的な日数で手元に届きました。
購入価格は8.59ドルで日本円で697円(送料込)。
7色5枚ずつ入っています。
色が濃く見えますが、5枚重なっているためです。
重ねて色を濃くしてもよし、使い回ししてもよしの
お買い得品です。
カラーフィルターをジェルホルダーの中に入れます。
フィルターとホルダーがべっとりくっついて、なかなか中に
入れづらい。フィルターと紙を重ねてホルダーに入れ、紙だけ抜くと
すんなりと入ります。
ベルクロ(マジックテープ、布テープ、ファスナー)を外部ストロボのまわりを一周させて
留めます。
試写
試写の条件sony α900 & Tamron A09
焦点距離50mm ISO 200 F/7.1
カメラのホワイトバランスを5600Kに固定。
Yongnuo YN560 iiのマニュアル設定、オフカメラ位置で発光。
フラッシュを使わず定常光で撮影(3波長蛍光灯)。
シャッタースピード 0.6秒
カラーフィルターを付けずにそのままフラッシュを焚いた場合。
シャッタースピード 1/200秒
以下同条件で撮影。
イエローフィルターを付けた外部ストロボをBoomで
マネキンの頭上やや後方から発光。
合わせて、2灯目の外部ストロボを左前からフィルターなしで発光。
背景紙の反射具合と曲がり具合などにより、大きくムラができてしまいました。
ムラなくバックライトを発光させるのは難しいなあ。
バックライトに色をつける使い方の他に、
アクセントライトとして、髪の毛にブルーのライティングをするのはときどき見かけます。
総評
1/4 CTO Orange程度の濃さをしたカラーフィルターを、外部ストロボをカメラに直付けで発光した場合、ホワイトバランスでフィルターの色の影響はあまり受けなくなる。
外部ストロボが照射した範囲の色温度と、定常光または他のライトと合わせる or 違った色に
する際には必須のアイテムとなる。
ジェルホルダーにカラーフィルターを入れにくい。
きちんとフィルターをフラッシュに合わせないと、光が漏れてムラの原因となる。
Just Blue色の左下が明るいのも光が漏れているのが原因。
通常使用環境ではフィルターが落ちたり、外れたりする心配はない。
色温度を下げるための1/4 CTO Orangeが夕方になり始める頃に使え、以下日没までに
1/2 CTO Orange、Full CT Orangeを変更していき、色温度を調整できそう。
微調整として1/4 CTO Orangeと1/2 CTO Orangeを合わせて使ったり、
何枚か重ねればいろんな色に対応できる。
ニコンの場合は純正でカラーフィルターが用意されているが、その他のメーカーの外部ストロボを使う場合は、
念のためにいつでもカラーフィルターは用意しておきたい。
安いし、きちんとジェルホルダー付きで各色5枚ずつあるので、使いにくい部分を差し引いてもお勧めです。
星4つ。
☆☆☆☆★
カラーフィルターを使いこなした作例はStroboxで見ることができます。
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本日の撮影
α900 & Tamron A09 & yongnuo YN560iiをシンクロコードでオフカメラフラッシュ or オフカメラバウンスオフカメラで撮影すると、外部ストロボ分だけ軽くなるので、撮影も楽です。
パっと撮りの場合は、フラッシュトリガー使うよりも、シンクロコードのほうが手っ取り早くてお勧め。
カールツァイスのレンズが買えないから、万年A09での撮影です。
それでもα55 & 1680ZAよりもはるかによい。って、一応ツァイスのレンズも有ったかw