Ivy Bridgeに対応したBIOSにアップデートする −ASROCK Intel P67、H67、Z68シリーズマザーボード
前回の続きです。
Z68 pro3-MでIvy Bridgeに対応、ロケールID 1041のブルーバック多発のためBIOSアップデート - JJsの日記
前回で、Ivy Bridgeに対応したBIOSにアップデートする準備は整いました。
今回は引き続きBIOSアップデートを行います。
6月13日にASROCKのInstant Flash方式でのアップデートバージョン2.2が
発表されましたので、これをダウンロードします。
ASRock > Z68 Pro3-M
これを解凍してフラッシュメモリーにBIOSのファイルをコピー。
一旦Windowsを終了させ、再起動。F2キーかDELキーでBIOS画面へ。
「Advanced」の「Instant Flash」を選択。
ここで、「Reboot」や「Refresh Device」を選ぶと面倒なことになりますので、
「Z68P3M2.20」を選択しましょう。(最初クリックできるとは思わなかった)
一旦再起動になり、前回で終わりと思ったら、再度インストールが始まります。
インストールが終わると、BIOSのアップデートは完了し、
新しいUEFI(Unified Extensible Firmware Interface)に切り替わります。
ファンコントローラの設定が少し変わったようです。
以上でBIOSアップデートは完了です。
BIOSアップデート後は、PCIバスに追加したオーディオボードが再度認識されるようなので、
一旦オーディオ出力が鳴らなくなったりして、かなり手間取りました。
さらにASROCKでダウンロードしたIntel MEをBIOSアップデート後に再度インストールしようとして、
失敗し、システム復元になってしまった。IntelでダウンロードしたIntel MEで問題ないので、
ASROCKでダウンロードしたIntel MEは触ったらダメでした。
その他、BIOSアップデートの結果として
- 起動時のWindowsロゴ画面(ピロピロ画面)が一瞬しか表示されず、ディスプレイへの出力が
Windowsが立ち上がるまで出なくなってしまい、ディスプレイが何度も点いたり消えたりするなど、
面倒になった印象しか残りませんでした。
BIOSのバージョン1.60でもたまにOS起動しないことはあったものの、一応は安定していたので、
Sandy Bridge CPUを使い続けるならば、無理にアップデートする必要はないようです。
10月19日追記
そのままアップデートしたBIOSのバージョンで使い続けていますが、今は安定しています。
BIOSアップデート後の不安定さは何が原因かよくわからなかったのですが、
使い続けていたら、windowsの自動updateなどが理由なのか、いつの間にか安定するようになりました。
10月29日追記
このBIOSの状態で、Windows8にアプリケーションのデータを引き継いで使っていますが、
安定しています。ただこのASROCKのBIOSは起動時に時間かかり過ぎるんだよなあ。
Windows8のOS起動がかなり速いので、BIOSの遅さが目立ってしまいます。
時代の流れとして、HDD⇒SSDで起動が速くなり、Windows7⇒Windows8でさらに速くなった。
次はいかに立ち上がりの速いマザーボード(BIOS)を選ぶかが大事になるかも。