パソコンの年末のお掃除をする PCケースの性能が結果を左右する
さて今年も残すところ少なくなってきました。
いろんなところをお掃除する必要があるのですが、パソコンを先に
お掃除しておくことにしました。
メーカーのパソコンを掃除していたときは、いろんなサイトのお掃除例のように
とんでもなく埃が付着して大変でした。
エアダスターをつかって埃を飛ばしても、なんとなく汚れは残ってしまうものです。
今年の2月に今の自作PCに乗り換えて、3か月に一度のペースでエアフィルターだけ
取り外してお掃除していました。
エアーフィルターのあるPCケースの中身を見てみましょう。
ほんの少しだけ、軽くカメラ用のブロアーで埃を飛ばしてみました。
CPUファンに全くと言っていいほど、埃がついていません。
とても一年弱使ったパソコンとは思えないほどきれい。
こういう追加のボードの上にも、ほとんど埃が見られない。
もちろんブロアーで少しだけ乗っていた埃を飛ばしたからなのだが、
逆に言えば、簡単に飛ぶほどしか付着しなかったということ。
ケース底面にある、電源用エアフィルター。
かなり埃が付着しています。
掃除機で吸い取るだけではすべての汚れが取れないため、
ブラシで軽く落とします。
お手入れはかなり簡単です。
今回は、エアーフィルターがどれほど効果があるのかを検証するため、
Silencio 550(PCケース)に取り付けた電源を見てみます。
ケース内で無理矢理起こして、見てみると、少しだけ埃がついていました。
軽く払ってあげると、すぐに取れました。
ケースは正圧での使用が大切なことが分かった
Silencio 550のように、密閉型のPCケースを正圧で使用すると、フィルターのかかっている部分のみしか空気が入ってきません。
PCケースが正圧というのは、吸入側のファンが送り込む風量が、排気側のファンが排出する
風量よりも多い状態なっていることです。
追加のハードディスクやグラフィックボード、オーバークロックなどをやっていない場合でも、
フロントのファンを追加するのは、PC内をきれいに保つのに非常に効果的なことが
分かりました。
そして何よりも電源とフロントファンの部分に、エアフィルターがついているPCケースを
使うことが、内部のお掃除の手間を省き、パーツの寿命を延ばすことに繋がります。
もし、パーツをばらして売る場合にも、かなりの美品扱いをしてもらえるでしょう。
自作するまでは、ケースなんてどれでも一緒と思っていましたが、電源と並んで
重要なパーツだと言えそうですね。