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eBayの外部ストロボ用ソフトボックスアダプターには当たりはずれがあった! 2種類のアダプターを比較してみる

eBayでSpeedlight用softbox(外部ストロボ用ソフトボックス)を購入する際に、
Amazonも参考にし、値段の安い物を基準に購入しました。


最初にソフトボックスのサイズが80cm×80cmのものを購入し、
次に60cm×60cmを購入して、あれ?なんか違う。


ソフトボックスの作りはどちらも同様に、きちんとインナーディフュザーが入っており、
光の質はいいものでした。


が、ソフトボックスと外部ストロボを固定するリングアダプターの品質があまりにも
違っていてびっくり。
てっきり同じ製品を複数のお店で売ってあるものと勘違いしていました。



比較してみる

以下、便宜的に購入した際に60cmのソフトボックスに付属していたアダプターを
60cm、同様に80cmのほうは80cmと呼びます。
60cmとか80cmとか、サイズの違いの問題ではなく、それぞれ購入したお店が違うため、
違うアダプターとなっています。
お店が違えば40cm、50cm、60cm、80cmでも違うアダプターが付属している可能性があります。


それではその2種類を比べてみましょう。
左が60cm×60cm、右が80cm×80cmのソフトボックスに付属していた
リングアダプターです。


横から。

外部ストロボとリングの位置を調整するための
スライダーの部分の長さが全く違います。


60cm用にも、本当はISO標準のホットシューを接続するための
アタッチメントが付いていますが、フラッシュトリガーを
直接取り付けるために、アタッチメントを外しています。



80cm用にはISO標準のホットシューを接続するための
アタッチメントをつけています。


こちらはなぜアタッチメントをつけているのか、というと、
こちらのアタッチメントとリングアダプターをつなぐネジが
1/4インチサイズ(三脚などの標準的なネジ穴)ではないためだけど、ピッチが違うため
直接フラッシュトリガーを取り付けできないためです。
(9月28日訂正)


フラッシュトリガーの形状によっては、取り付け不可能になる
恐れがあります。


フラッシュスタンドへの取り付け穴。

左が60cm、右が80cm。
太さが全くちがいます。


重さを量ってみましょう。
60cm。


80cm。



総評

比較した通り、60cmのものが80cmのものよりもしっかりとした作りで、
剛性、耐荷重性能が明らかに上です。
80cmのアダプターは耐荷重性能が低く、80cmのソフトボックスの重量を支えることが
できないため、60cmのものに80cmのソフトボックスを付けて撮影しています。


60cmのアダプターは、外部ストロボとリングの位置を調整するための
スライダーの部分の長さが長過ぎて、下方向へソフトボックスを振ろうとすると、
引っかかってしまうという構造的欠陥があります。


総合的には60cmのほうがモノとして使える剛性に仕上がっているため、どちらを選ぶかと
いえば、60cmのほうでしょう。
ただ60cmのほうは塗装が弱く、最初から剥がれていたり、キズが多かったりしていました。



上のほうにも書いていましたが、サイズの違いでアダプターが違うわけでなく、
購入したお店によって、付属するアダプターが違うので、eBayで購入する際には、
よくよく画像をみて、太いほうを選びましょう。
(上から2枚目の画像参照。銀色をしたボールヘッドの太さが明らかに違う。)