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なるべく大きなディフューザーのほうがいい? 外部ストロボ用ソフトボックス23cm Softbox For SpeedLight Flash 23cm

いろんなディフューザーを比較してみて、やはりディフューズ部分の面積が大きいほうが
光質が柔らかく、きれいに光が回って、自然な仕上がりになることが分かってきました。



今回は23cmサイズの外部ストロボ用ソフトボックスを入手しましたので、さっそくレビューします。


内容物はソフトボックス本体、ディフューザー、インナーディフューザー、専用袋です。


すべてマジックテープ式となっていますので、セッティングは早いです。



外部ストロボに留めるには、マジックテープを内側と外側の
2種類で締めつけて留めます。


実は首振りできないという構造的欠陥がw


正面。形が歪んでますが、グイグイと押せばある程度直ります。


横。 いかにも広角だとソフトボックスも写りそうですが、きちんと締めつければ、
APS-Cの16mmでも写りません。


後ろ。


付属品だけでソフトボックスを固定すると、上の画像のようになりますが、
外部ストロボの首が何かの拍子に動いたり、激しく動くとずれたりします。
ベルクロを一本グルリと外部ストロボの発光部の回りで巻いてから固定して
あげると安心でしょう。



さっそく試写

条件
カメラ: sony α55
レンズ: 1680ZA
ISO 100  絞り f/5.6 シャッタースピード 1/60秒
外部ストロボ: sony純正 HVL-F58AM P-TTL調光
ホワイトバランス:5400kで固定


オフカメラケーブルを使って左から照射した場合。
ソフトボックスなし(直接外部ストボロで照射)。


ソフトボックスあり。
まずは調光補正なし。少し暗くなっていますが、随分と柔らかい光になっています。



外部ストロボをカメラに取り付け、正面から照射した場合。
シャッタースピードを1/50秒に変更。結果的に三波長蛍光灯の緑被りが混ざってしまいました。


ソフトボックスなし(直接外部ストボロで照射)。
もう少し色温度を下げたほうが適正のようですね。


ソフトボックスあり。
Lightroom4で露光量をプラス0.85しています。



手持ちで、純正ストロボを直接カメラに接続し、調光補正プラス1.0で撮影した場合。
シャッタースピードを1/50秒に変更。



バックが白なので、どうしてもTTL補正が暗くなりがちですが、普通のバックならばきれいに
撮影できると思います。オフカメラ位置ではなくて、これだけきれいに写れば上々ですね。



総評

今まで使ってきた外部ストロボ用ディフューザーの中では、一番ディフューザーの大きさが大きく、
インナーディフューザーもあるため、ずいぶんと柔らかく、質の良い光質を得ることができました。

ベルクロ(マジックテープ)をもう一本用意して固定すれば、ちょっとした撮影会で、オフカメラ撮影も、バウンス撮影も
できない場合は、かなり活躍しそうです。
会場・場所に合わせて、調光補正を0.7〜1.7、ホワイトバランスをオート or 5000k〜5400kぐらい(ストロボにもよる)で
撮影すれば、非常に簡単にきれいに撮影できそうです。


限られた条件の中(オフカメラ不可、バウンス不可)でフラッシュ撮影する場合には、今まで試した製品の中で
ベストだと思います。


同商品の海外レビュー
Doug Jackson - Yorkshire Freelance Photographer: Speedlite Strobist Difussers