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Silencio 550の裏側配線をきれいにする 格好よくて合理的な配線にしてみた

現在2台目のSilencioで自作PCを組んでいますが、ふと自分のSilencio 550と比べてみると
割ときれいに配線ができているなと感じました。


2chの自作板などを放浪してみると、裏側配線ができる自作PCはどれもシンプルで、
きれいな配線でした。


それを見た後、自分のパソコンをまた見返してみると、なんだかがっかり。
これはいけないと思い、配線をまとめてみることにしました。


きれいな配線とは?

表から見て、無駄な配線が見えない。
基本的に全ての配線は裏側を通す。
パーツも含め配線の色を揃える。
スパゲッティはダメ絶対。


自分はしないが一般的(2ch)な推奨項目
スリーブがない配線は自作でスリーブをする。
裏側の配線も含めて直線上にまとめる。


加えて自分の独自な視点
電源の配線と信号系の配線は、できればなるべく離す。
捻じれる配線はとりあえず捻じっておけ。(ノイズ対策)
シンプル優先。
タイロッドはなるべく緩く。


汚い状態の配線 Before

配線をまとめる前の状態です。

電源・SATAケーブル関係がぐちゃぐちゃしています。


フロントファン側からケース内を見た場合、ファンの風が
ケーブルに当たって失速することが予測されます。


一番ぐちゃぐちゃになっている個所。すべて裏配線に変えます。




作業の目的

  • 電源ケーブルは裏側へ。
  • ファンケーブルをアタッチメントを使って延長し、裏側配線にする。
  • CPUの電源を4個穴から8個穴のコネクターに変更。


一番右側のオレンジ・黒・白のケーブルがCPU用ケーブルです。
これを8個穴のコネクターに変更し、電源を強化します。


実際に作業してみた


電源コネクターをを8個穴タイプに変更後。


プラグイン式のケーブルは、表側を通していました。
落ち着いてケーブルを整理すると、既存電源配線が通っていた穴に
プラグインケーブルも通りました。

スッキリ!


ファンのケーブルは一度延長アダプターに接続。
左上に4ピンペリフェラルネクター電源ケーブルを配線しているので、
そちらまで伸ばして接続。もう一方はマザーボードのファンコネクタに接続して、
マザーボードでファン回転数を把握・制御できるようにします。


ファンケーブルを裏側に通すために、一度全部の配線を抜いて、
マザーボードを外す。CPU裏側の空間からファンケーブルを通し、
IOパネルの隙間からマザーボードのファンコネクタに接続。


I/Oコネクタの間からファンコネクタを伸ばしています。


たった一本のファンケーブルの為に、かなり苦労しました。
でもスッキリ度は効果絶大です。


マザボを外すときにCPUファンまで外れてしまった。
グリスを塗りなおすため、アルコール&キムワイプを使用。

キムワイプはいい仕事します。


いちばんごちゃごちゃしていたところもすっきり。
ただし、一番太いATX電源を捻じったため、このケーブルはちょっといびつに
なっています。


After 配線を整理後

以上、いろいろと配線を整理してきれいにまとめてみました。

すっきり格好良くなりました。


裏側は、基本的にはパフォーマンスに影響しないので、あまりきれいにはまとめません。
表側のケーブルに無理なテンションがかかったりしないように、緩く流して留めておきます。


フロントファン側からの様子。開けてみて手をかざしてみると、
かなりスッキリしてCPU付近まで一気に吸入した風が来ているのが分かりました。

やはり効果はあり!


排気ファン側から。いい感じにスカスカになりました。


まとめ

ケーブル配線の整理は、見た目が格好よくなるだけではなく、ケース内の
冷却効果も高まります。パーツの寿命を延ばすためにも裏配線にするのは
お勧めです。



今回の写真

α900
70300G
Tamron A09
85mm F2.8SAM
モノブロック & 銀傘 たまにYongnuo YN560IIで補助。