jjsの日記

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TAMRON A09が修理から帰ってきた。

売店経由で半月過ぎて、やっと修理から戻ってきました。
ボディも一緒に預けていたので、かなり待ち遠しかったのですが、きちんと直ったのかちょっと
試しに撮ってみました。

修理を依頼したのは以下の4点。


1.前ピンである
⇒ボディと一緒に預けたので、フォーカスポイントでの合焦精度はかなりのもの。
やはりボディを預けて正解。たまにキュルキュル音が鳴り、合焦ポイントまで
フォーカスを合わせようとして小刻みに動き、フォーカスが遅くなる場合があるものの
ピントはやはり外さないので、撮っていて気持ちがよい。


2.像面湾曲があって、右側周辺部がボケる
⇒分解後、部品交換をしてもらったらしく、ワイド側の右側周辺部の解像度が明らかに直っていた。
その代わり、今度は左上に強い像面湾曲が出てわずかにボケるようになった。
これはズームレンズの構造上、仕方ないと思う。その代わり全体の解像度は
上がっている。修理前から中央部の解像度は解放から素晴らしい。
絞ればワイド端からテレ端まで、周辺部も解像度が面白いように上がり、問題なく使用できる。


3.ズーム作動引っかかりがあって、動きが渋くなる個所がある
⇒分解修理してもらって、ものすごくスムーズ。これはかなりいいのではないかと
いろんなズームレンズを試しに回してみた。


スムーズな順
Sigma 70-200mmF/2.8>70-300G>MINOLTA 35-70mm>1680ZA>A09
と結局は最下位なのだが、悪くはない。スムーズさで比べると、インナーズームの
70-200mmが頭一つ抜けていて、他はあまり差がない感触だった。


4.フードに傷があった
⇒傷と思ったのは汚れだったらしく、清掃してもらったとのこと。
ものすごくきれいなフードに変わっていたので、びっくり。
キャップ、フードとも緩みなく、非常に良い。


というわけで、修理に出したら、とてもよいレンズに生まれ変わっていたので、
非常に有難い。値段を考慮すると非常に素晴らしいレンズです。
ボケ味もよく、気に入りました。
たまに魚住誠一さんがお勧めしているのを雑誌等で見かけますが、なるほど納得です。