jjsの日記

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新旧Silencio 550 対決 Sandy BridgeとIvy Bridgeで自作PCを組んでみた


2012年2月 Sandy Bridgeモデル(写真左)


2012年12月 Ivy Bridgeモデル(写真右)


SPEC


2012年2月 Sandy Bridgeモデル(写真左)
PCケース Silencio 550
マザー ASROCK Z68 Pro3-M
CPU Core i5 2500K
GPU HD 3000(CPU内臓)
memory TED38192M1600C11DC 4GB×4
電源 Cougar GX 600 (HEC-GX600)
SSD AS510S3-120GM-C
HDD ST2000DM001
NIC EXPI9301CT
AUDIO SE-150PCI


2012年12月 Ivy Bridgeモデル(写真右)
PCケース Silencio 550
マザー ASUSTek P8H77-V
CPU Core i5 3570K
GPU HD 4000(CPU内臓)
memory シリコンパワー DDR3-1600(PC3-12800) 8GB×2枚組 SP016GBLTU160N22
電源 玄人志向 電源 550W 80PLUS GOLD KRPW-G2-550W/90+
SSD インテル Boxed SSD 335 Series 240GB MLC 2.5inch 9.5mm Jay Crest Reseller BOX SSDSC2CT240A4K5
HDD WD WD5000AAKS 500GB


※OS代込みの参考価格 64,420円(HDDとDVDドライブは移植でコスト0円として計算)


マザーボードによる違いが大きい Fast Bootに対応しているか?

同じSilencio 550のPCケースを使って、Sandy BridgeIVy Bridge自作PCを組みました。
Windows エクスペリエンスインデックスでは、Ivyモデルのほうがわずかにスコアを伸ばしている
ものの、買い替えをするほどのスペックの差は出ていません。


ただ、マザーボードのH77からWindows8 Readyをうたっているモデルが多く、マザーボード
設定項目でFast Bootに対応したことが、起動時間とシャットダウン時間を大幅に
短縮することに寄与しています。


Fast Bootの恩恵はWindows8だけではなく、Windows7でもかなり速くなっており、
SSDを用いたWin7Win8うしの対決ならば、Fast Bootを使ったパソコンのほうが
速く起動します。


Fast Bootの恩恵はUEFIWindows8をインストールした場合が一番恩恵にあずかれますが、
UEFIでインストールした際に、Windowsの動作に不具合が出るとのことです。
しかもASUSTek P8H77-Vは、現在最新のBIOS(UEFI)でもバグが発生しているらしく、
USBを使ってもUEFI上にWindows8をインストールすることができません。


Fast Bootを使ったWin8機は18秒ほどで起動することができ、十分に速いです。
起動時間を短縮するには、SSDのみを接続し、DVDドライブ、HDDを取り外して、
なるべくシンプルな構成にすれば、さらに2秒ほど短縮できます。


現在のところ、ASROCKのマザーボードが最速で起動できるらしく、
Windows8の起動時間は、マザーボードにかなり影響されます。
Windows 8高速起動のカギはマザーボードにアリ! 1/6|間違いだらけのWindows 8自作 第1部 真のWindows 8 PCを目指して|DOS/V POWER REPORT


SSDが体感速度を左右する

上記マザーボードに加え、Windowsの起動速度にはSSDにOSをインストールしているかどうかが、
一番起動速度に影響を与えます。
ただ、動画や写真を保存するHDDもそれなりに速いものを積まないと、
そこがボトルネックとなるようです。


騒音源 

古いHDDは動作音が大きく、Silencio 550に入れても非常に低音が
響いてしまいます。Silencioに付属の黒ゴムをかまして設置するだけでも
ずいぶんと音が小さくなります。 


Silencio 550に付属のファンは軸がずれている場合があり、
それがカラカラ音の原因となります。


アイドリング時はどちらのPCも静かで問題ありません。


パフォーマンス

どちらも、ほぼ問題なくweb閲覧・PhotoshopLightroomなどが使えますが、
やはりわずかにIvyのほうが速さを実感します。
Web閲覧は、昔のセレロンなどでも問題ないと言われますが、やはりIvy自作機で、
滝が流れるようにスルスルとロジクールマウスの縦スクロール速度についていって
画像が次々と表示されるのは圧巻です。


電源・ケース・ケースファン・オーディオボード・DVD(Blu-ray)ドライブ・SSDについては、
次のパソコンへ持越しが可能なので、一度目の投資額が少しかかるものの、
次からのアップグレードにはかなりコストパフォーマンスに優れていると思います。