jjsの日記

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印刷物の色合わせって難しい

デザイン画をお預かりして、スキャンした後に印刷するだけなんだけど、
RGBカラーからCMYKカラーに変わるときに、色がくすんじゃうから、
とっても難しいですね。


いくらでも色が被っちゃったり、デザイン画の質感が表現できてなかったりするから、
Photoshopの段階で色別にレイヤー作って、レイヤーごとに色調整を何回もやってみたり。

仕舞いには蛍光灯の緑被りとか反射がきになっちゃうし、全く印刷物の色を表現してくれないので、
平均演色評価数:Ra95の三菱FPL27ANXというライトだけ使って、蛍光灯は消してから、あーだーこーだやりました。


三菱FPL27ANXについては以前の記事があります。
三菱 FPL27ANX レビュー 色評価用蛍光灯に限りなく近い、高演色なツイン蛍光灯で撮影比較 - JJsの日記


オンデマンドでグラフィック印刷に出して、今日仕上がってきたのだけど、ディスプレイで確認したときと
あまり発色に違いがなくて安心。
それよりも、見本の紙質と違うように見えてしまうのはなぜだろう。


コートにするか、マットにするかで、すごーく印象変わるので、いつも悩みどころです。


写真だとエプソンの絹目調が高級感あるし、解像度もあまり落ちずに、傷も入りにくいので、
気に入ってます。


その代わり、EPSONのフォットマット紙/顔料専用は、ただの画用紙という質感でがっかり。
Canonのpro9500という10色プリンターを使っていますが、色が滲んで、とても使いにくい紙でした。