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TAMRON A09:SP AF28-75mmF/2.8 XR Di  LD Aspherical [IF] MACROが前ピンだった ピントの確認方法:チェックシートを使う

購入の経緯

  • 新品という名の店頭展示品を購入した。

A09は元値が安く、新品と中古でそれほど値段の差がない。
またよくピントがずれていたり、片ボケが多いとの口コミを多数見ているし、
1680ZAを中古で購入後、修理費用が発生したこともあって、今回は新品で
メーカー(TAMRON)の保証がついているものを購入しました。


工作精度が気になる

はじめてレンズもわりと不安になるような絞りリングの手ごたえだが、
今回購入したA09は外れ玉だったのか、ズームリングが途中でひっかかて
動きが渋い。ガサガサした手ごたえが気になるし、60mm〜75mmのあたりが
急に固くて動かしにくい。
→何回も動かしているうちに軽くなってきた。

いいことなんでしょうけど、大きさに対してのレンズ重量が
軽くて逆に不安になるくらい。
→フルサイズだとボディが重いので、長時間の撮影では助かる。

マウント部分は削る段階でミスがあるようで、不安にさせる。

画像中央の部分が、他の部分の倍ほどの幅で削れてしまっている。
Sigmaのレンズも確認したところ、マウント部分の幅が微妙に
狭くなったり、広くなったりしている。サードパーティ製だと普通のようだ。


フロントキャップのバネも今まで使ったどのレンズよりも固い。
Sigmaのレンズはいつの間にか外れてしまうことが多いので、
固いほうが助かる。


でも、絞りリングはスムーズに動くし、上記の部分は写りには
直接関係ない部分だ。写れば問題ない。


試写

さっそく室内で適当に試写したところ、思ったよりも解像度が低そう。
これはおかしいと、新聞紙を壁に貼って解像度と片ボケのチェックを
したところ、広角側ではわずかに甘いし、右側のみ歪みがあるようだ。


それでも値段のわりにはよく写っているし、F/8まで絞れば解像度も
満足できる。F/2.8からF/8まで、面白いように比例して解像度が上がる。
Tamron AF 28-75mm f/2.8 SP XR Di LD Aspherical (IF) - Review / Test Report
新聞紙での解像度チェックも概ね、photozoneでのレビュー通り、
絞り解放の甘さ、特に周辺部が気になる。
絞り解放のままだと被写体を選ぶかもしれない。


ピントを見てみる

今回はあにょさんが公開しているピントチェックシートを使用させて頂いた。
あにょのblog
このチェックシートに限らず、ピントチェックシートは水平な台におき、
それに対して45度の角度で撮影する必要があるようだ。
大きな45度の定規など持たないので、新聞紙を折り曲げて代用することにした。

新聞紙のラインとレンズが並行になるように、三脚をセッティング。
レンズの中心にチェックシートがくるように紙を微調整をして撮影。

その結果、明らかな前ピンだった。

少し見づらいかもしれないが、3の数字が、手前は読めるものの、奥は完全にボケている。
α900でもα55でも同じく前ピンだったので、調整に出すことにした。
やはり中古じゃなくて新品でよかった。


タムロンの場合は、解像度が悪い場合の画像やピントずれの画像を添付する必要はないとのこと。
他社と同じくピント調整の場合は、ボディも一緒に送ると、それに合わせてピント調整を
行ってくれる。前ピンの症状はα55でもα900でも再現されたので、α900も一緒に送ることにした。


ピントチェックについて

ピントをチェックする場合は、ピントチェックシートのみで確認しないこと。
遠景でもチェックするようにする。

同様に解像度チェックする場合、被写体とレンズがどの面からでも平行にしないと、
ボケてしまう。