color munki photoが特定の環境でソフトウェアが起動できない場合の対処法
当てはまる症状
color munki photoをインストールし、初回時、ソフトウェアを起動する。本体を接続した後、アクティベーションを行う。
その後、アクティベーションのウィンドウを閉じた場合に、ソフトウェアも閉じられて
強制終了してしまう。
直し方
使用しているOS/機器に依存するアクティベーションの問題が原因だそうだ。上記問題が発生した環境はWindwos7 64bit Home premium、DELL製ノートパソコン2011年春モデル。
下記URLのサポートに問い合わせて「ColorMunki Photo Activation SP.exe」という
ソフトウェアをメールで送ってもらう必要がある。
kggraphics.jp
送ってもらったメールに詳細なインストール手順が記載されているので、
それに従ってインストールすれば、無事にアクティベーションができ、ソフトウェアを使用することが
できた。
ノートパソコンでclolor munki photoを使用した結果
デスクトップのディスプレイに比べ、ギラギラとした印象で、青被りが酷かった表示が、落ち着いた色調に変わり、色被りはほぼ直った。
諧調がやや荒く、暗部のグラデーションがきれいには繋がっていないが、
基本的な色はほぼ正確に表示されているので、印刷をせず、厳密な写真の評価をしない限り、
通常のwebブラウジングで快適かつ安心して使用できるようになった。
現在使用しているDELL製ノートPCのディスプレイは、見る角度がちょっとでも変わると
青被りになったり、赤被りになってしまうので、なるべく直交する角度で使用するようにしたい。
color munki photoは自分で使用しているパソコン(ディスプレイ)ならば、無制限にインストールし、
使用することができるので、サブで使用している機器もすべてキャリブレーションできるのは
非常に有難い。
amazonにて輸入代行品が、正規品より1万円ほど安く手に入る。
value spaceという会社が一年保証となっていたので、最安価格より千円高かったが、こちらで購入した。
今回電話でのサポートも受けられた(たまたま?)ので、安心して使用できると思う。
(5月5日追記:先日サポートを受けたのは正規代理店のほうです。)
追記:さらに古い東芝製XPのノートパソコン(2006年頃)では、ソフトウェアのインストール後、起動時に「runtime error」と
表示され、アクティベーションの画面すら表示されなかった。たまたまだと思うが、環境によってはサポートへの問い合わせが
必須なのかもしれない。このパソコンは常用ではないので、インストールは諦めた。
ちなみに、問い合わせ時には、本体に記載されているシリアルナンバーが必要となる。
追記:新シリーズ始まりました。
ColorMunki Photoでキャリブレーションするなら、dispcalGUIを使おう!
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