プリンタの洗浄はお湯か洗浄液か CANON pro9500 インクの詰まりを直す
プリンター洗浄の考察
プリンタを中古で購入して試し刷りしたところ、予想通りプリンタヘッドが詰まっていました。いろいろ調べたところ、染料インクよりも顔料インクのほうがお湯に溶けにくく、
時間もかかるとのこと。
プリンタの洗浄はざっくりと分けて
エプソン or キヤノン
染料 or 顔料
の組み合わせで4通りあります。
難易度として
の順に下のほうほど直しにくい傾向があるようです。
キヤノンはエプソンと比べてプリンタヘッドが外しやすい。
染料は洗浄液を使わなくても、ある程度はお湯で洗浄できる。
注意点として
- アルコール・超音波洗浄機を使わない。
- コネクタ端子に洗浄液をつけないようにする。
- 噴射口を綿棒などでこすったりしない。
- 洗浄液を使うときは換気をする。
結論として、染料はお湯(+洗浄液)で、顔料は洗浄液でじっくりと洗浄するのがよい。
※本当は圧力が必要でした(次の記事に続く)。
現在売られている洗浄液は32ml程度のものと、100mlのものがあり、
pro9500のように8色以上使うプリンタだと32mlでは足りない可能性が高い。
注射器が必要なのはプリンタヘッドが外せない(エプソン)機種で、キヤノンの場合は
必ずしも必要ない。
※どちらも注射器は必要
漬け置きで直るのか
洗浄液に付属していた説明書によると、キヤノン製品を洗浄液に浸す時間は12〜24時間となっている。2、3時間でよい、との情報がネットにあり、インクの溶解が十分でないのに途中で止めてしまうケースがあるようだ。
お湯で何回か浸した後の噴射口。まだまだインクが詰まっている。
このような容器(100均パック)を用意して、2,3mmの高さまで洗浄液を入れる。
詰まっている色については、いつまでも洗浄液が溜まっており、
下へしみ込んでいかない。
きれいに詰まりが取れた色については、インクの色が抜け、すぐに洗浄液が
抜けていく。
続く。
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