jjsの日記

jjsの日記がはてなブログに引っ越ししました

結婚式にはレンズを買うべきか、ボディーを買うべきか その他spyder4とか照明とか

たまには日記らしく、個人的な長文ボヤキでも。


結婚式=暗くて暗部ノイズが酷かったり、照明コロコロ変わって地獄だよね

7月に友人の結婚式があるのですが、
レンズ買うか、α99買うか、そのままα900で押し通すか
迷っています。
一生に一回しかなく、責任重大のくせに難易度は高め。
影技術的にも難しいけど、ご親族の方とどれだけ距離縮められるかという
意味で激ムズだと思います。


どんなにプロが撮ったとしても、やっぱり心の距離感は如実に出るので、
友人とか兄弟でややウマの人が撮ったほうが、プロよりいい写真に
なるんじゃないのかなと。
確かに結婚式独特の高揚感とか嬉しさみたいのはプロでも撮れているんだけど、
親しい人と目があったときの、妙な安心感から出てくる落ち着いた目ってのが
撮れているのはほとんど見たことない。


式場専属になると、友人・親族・そのほかのカメラマンに気を使うのは
もちろん、今だと固定のつり天井カメラの位置を覚えて、それに被らないように
しないといけないらしい。
なんだか難しそうだ。


カメラの話に戻して。
α900はISO640ぐらいまでが限界で、ISO800ぐらいからかなり厳しい。
暗部の諧調も少ないので、RAWで露光量を持ち上げると、すぐに破綻してしまいます。


ISO100で撮ると、最新のカメラとの差はほとんどないようで、こっから先は
腕の差だよねー。


先日久しぶりにソフトボックス使ってポートレート撮影してみたら、ライティングが
めちゃくちゃ過ぎて、すぐに自然光だけの撮影に切り替えた。
本当に諧調が残っているのなら、わざわざレフ板使わなくてもPhotoshop
調整したほうがいいんじゃないかなと。


なんだかんだで2年前とはレタッチの技術が全く違うわけで、確かにRAW撮りしておけば、
以前の写真も、物凄く蘇る場合がある。


そういや、ちょっと姿勢が猫背で惜しい写真があったのだけど、PhotoshopのCS6にある
パペットワープで簡単に姿勢がよくなったのにはワロタ。
レタッチ処理がばれないようにするには背景がボケてることが必須なんだけど。
こういうとき、フルサイズカメラ万歳と思っちゃう。


datacolor spyder4 express

話が全然違いますが、5月頭にspyder4を使う機会があったのだけど、
値段のわりにちゃんとキャリブレーションができていて驚いた。


dispcal GUIでも問題なく使えるし、コツとしては部屋を真っ暗にしないと
かなりキャリブレーションカーブが暴れてしまうことぐらい。


web閲覧メインやアニメ画描く人なら、これぐらいで十分いいと思います。
一応colormunkiのほうが安定しているし、長期間性能が維持できるので、
写真メインの人は、ちょっと高いけどcolormunkiのほうをお勧めしておきます。



照明

色評価蛍光灯の下で暮らすようになって、早一か月過ぎました。
とにかく色がきれいに見えるので、色温度が低いというのはあまり気にならない。
慣れてくると6,500度ぐらいの照明が緑被り激しいし、青っぽくて
気持ちが悪くなってくることもあるぐらい。


初めてSX2461Wを使ったときみたいな、今まで(太陽光の下じゃないと)見えなかった
赤色とかの発色のきれいさ。
これはかなり癖になる。
オーディオオタクならたぶん共感すると思うが、上のランクの機器を使って
初めて体感する世界のよう。
実際に使ってみないと分からないし、細かいことを気にしない人には
どこが違うかさっぱり分からないとかなりそうなところが、またオーディオに似ていると思う。


蛍光灯は調光できるようにしたのだけど、出力が25%程度で十分明るいので、
ずいぶんと明るさに余裕がある。
一応かなり省エネにはなっているはず。


ちなみに写真のプリントを外に出しても、ほとんど色がずれることなく、
安心できる。赤紫とか特定の色はプリントでは再現できないようで、
そういう色は諦めるか、家で10色プリンター使えばどうにかなると思う。


Adobe RGBの色域を持ったディスプレイに慣れるとsRGBはすごく彩度が低く感じるし、
Nexus7とか、色の諧調が悪くてとりあえず見られる程度かなと感じます。
よそのノートパソコンとか見たときには、うーんと考え込んでしまうほどで、
メール添付で写真送っても、変な色に見られるんだなと思うと、
やっぱ写真はデータじゃなくてプリントで渡したほうがいいやと思います。