jjsの日記

jjsの日記がはてなブログに引っ越ししました

おしゃれな写真を共有するSNSサイトPinspire

いつもお世話になっている、個人でお店をされている方と写真について話す機会があった。


撮影にはまっている方なら、FlickrとかGANREFPhotohitoを利用されているかもしれないが、
一般的に写真を見るのが好きな人は、twitterだったり、Facebookで友達の写真を
見ているほうが多いかもしれない。


写真を見る側にとっては、パッと見て、面白いものとか、動物もの、きれいな景色、
自分の好きなアクセサリー、芸能人、ファッション写真を好きなだけ見れるほうがいいし、
クオリティーのよいものしか見ないものだ。


写真を撮る側にとっては、そんなものはなかなか撮れないし、大がかりな機材を用意してまでは
撮ろうとはしないし、何よりも身近なものを、ちょっときれいに撮りたいだけで、
作品をして作りこんでまでやろうとはあまりしないものだと思う。(除く1x.com、fotoblurなど)


日常の生活の中で、いいなあ、美しいなあ、面白いなあと思ったものを写真に収めてみたい、と
思うときと、これが自分の感性で作りこんだ作品です、というときは、まったく姿勢が違うし、
どちらがいいとか悪いというものでもない。


撮って出しJpegのときもあれば、Lightroomで2,3分パラメータいじった写真もあれば、Photoshop
レイヤーを何層も重ねて数時間レタッチした写真があるなら、そりゃあ同じ写真でも
全く別物になる。


いい写真って実に難しい、というか個人的にはフェチな部分を切り取ったものが気に入っているが、
全くといっていいほど、他の人には理解されないことが、とても多い。
植物の蔓の絡み方が、なんだか宇宙の法則まで考えてしまいそうなぐらい螺旋を描いている様が
好きだったり、ガムの包装紙の銀紙部分のスケ具合と破れ具合が個人的に絶妙に見えたり、
まあ到底理解されないであろうフェチw
シェアできそうで、できない写真ってあるかもしれいなあと思いつつ。


Pinspireはまだ開設されて間もなく、利用者も少ないが、始めに利用した方が女性が多いためか
小奇麗な写真が多く掲載されている。

pinspire.jp
個人的なフェチズムとは別に、やっぱり一般的に好まれる写真って、なるほど違うなあ、
下手にアサカメだのポンカメだのCAPAばっかり見ていたら、写真として面白いから発想してしまいがちな
こととは全く別のことが見えてくる。



散歩して、水面に映った木陰がきれいだなあ、ぐらいで撮った写真ってやはりなかなか画には
ならないし、いい加減「作品」というものを一度ぐらい撮ってみたらいいのかもしれない。



11月23日追記
その後、「作品」という視点で写真を撮ってみたが、そう簡単にはいい写真は撮れなかった。
もっと基礎的な練習をやらないといけないなあと思う。
確か土門拳の書籍に、ひたすらマニュアルでピント合わせをする記述があった。
そういう型にこだわったやり方での下積みが必要なのかなと反省の日々。