SONY α用リモコン レビュー
ヤフオクでも見かけるSONY α用リモコンがamazonで
送料込600円で売ってあったので、購入しました。
クロネコメール便で発送されるので、気長に待ちました。
シンプルな箱に入っています。
Made in chinaということ以外一切分かりません。
国名の綴りは大文字から、などと野暮なことを言ってはいけないようです。
裏側もシンプル。長方形の形をした部分は特に意味はないらしい。
ボタン電池の部分にあるプラスチックを抜けば、すぐに使えます。
電池はこのように入っています。
使用してみて
ボタンはシャッターボタンと2Sシャッターボタンの2種類。ボタンがやや出っ張っているので、バッグに入れたときに、押しっぱなしにならないように
気をつける必要がありそうです。
集合写真で使用する場合は、2Sボタンを使えば、その間にリモコンを隠すことが
できます。
リモコンは赤外線方式で、室内で測ったところ、約10mの距離まで反応します。
11m以上では反応しませんでした。
オートフォーカス式のレンズで使用した場合、一度ボタンを押したら、
自動的にオートフォーカスが動いてシャッターまで切れます。
2度目以降は、すでにフォーカスが有っているので、ボタンを押すたびに
すぐにシャッターが切れます。
"半押し"がないので、フォーカスだけ合わせることは不可能です。
バルブ撮影にも対応していません。
5月2日追記:バルブ撮影にも対応しておりました。大変失礼しました。
シャッタースピードをBULBに合わせ、一度ボタンを押すと、シャッターが開きます。
任意の時間で再度ボタンを押すと、シャッターが閉じ、撮影が完了します。
レスポンスもまずまずで、ホタルの撮影に便利だと思います。
マニュアルフォーカスレンズおよび、マニュアルフォーカス切り替えを行った場合は、
ボタンを押してすぐシャッターが切れますので、事前にフォーカスを合わせておく
必要があります。
気になるリモコンが反応する範囲ですが、基本的には30度以内となっています。
ですが、真上より前気味の位置からでもシャッターが切れました。
カメラに向かって左側に受光部がある場合は、やはり左側のほうが反応する範囲が
広く、60度程度でも反応します。
リモコン操作のちょっとした裏技 2つ
裏技として鏡を受光部の前に設置すれば、どの位置からも動作させることが可能です。デイリーポータルZ:赤外線リモコンは鏡で反射させて使えるか
上記のようなやり方でも動作しますので、100均の鏡を受光部の前にかざしておき、
カメラの後ろ側から鏡を狙ってボタンを押せば、後ろ側からもリモコン操作が
できることを確認しました。
もうひとつの裏技は、ボタンを押しっぱなしにすれば、押している間中、
連続してシャッターが切れます。シャッターが切れるスピードはカメラの
バッファスピードに依存していて、あまり高速では切れません。
結論
α55,α900で動作確認できました。手ぶれを抑えたい風景撮りやマクロ撮影には大活躍するので、持っていて損はないものですね。
壊れても諦めのつく値段ですし、動作には問題ないので、お勧めです。