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SEAGATE ST2000DM001 [2TB SATA600 7200] 取り付けレビュー

※かなり長いので、ST2000DM001の結果だけを知りたければ最後のみ、お読みになることをお勧めします。
Qnapのバックアップデータを取る予定で購入したSEAGATE ST2000DM001が
届きましたので、予定を変更し(Qnapは接続可能になったため)、
さっそくデスクトップパソコンに取り付けます。


開梱

TUKUMOさんの梱包。エアクッションが入っているため、安心。


外観。



取り付け

Silencio 550についてきたゴム製のFan padをストレージ用のSliding railに貼り付けます。
価格comでハードディスクがゴトゴトうるさいってのがありましたので、一応。
粘着力はかなり弱めです。


ST2000DM001をSliding railで挟み込みます。ピンで差し込むだけなので簡単。
でも微妙にピン位置がずれて一か所ピンが抜けやすかったり。

元々SSD用のcageがあった一番上の段にST2000DM001を差し込みます。
Fan padゴムを挟んだため、幅はギリギリなのですが、無理やり押し込みました。
中央のcageは全面ファンによる風の流れを阻害するため、撤去済みです。


裏側から電源とSATA3ケーブルを差し込みます。SATA3ケーブルって買うと800円以上するし
高いですね。今回はZ68 pro3-Mというマザーボードに付属のものを使いました。
おかげでX-dock用のケーブルがないのですが。
Z68 pro3-MはSATA3コネクタが2つしかないので、SSDとST2000DM001で使い果たしたことになります。
X-dockはSATA2に回すしかないのか。


サイドパネルを閉めて、取り付けは以上で完了。


BIOS設定

見たところ、特に設定の必要はなし。Boot順はSSDが最優先のままで、ST2000DM001は
boot deviceの項目をdisableとします。


Windows 7でのデバイス設定

あれ?ハードディスクが認識されてない。
って、ハードディスク増設って接続すればすぐに使えると勘違いしていました。

調べてみると、まずは設定が必要のようです。
1.コントロールパネル→管理ツール→コンピュータの管理

まずは割り当てしたいドライブレターを決めます。
今回はDとEをST2000DM001に割り当てたいのですが、リムーバブルディスク
CD-ROMがすでに割り当てられているので、それぞれ右クリックして変更する必要があります。

ディスク0の 未割り当て付近で右クリックすると、自動的にディスクの初期化ウインドウが
出てきます。
MBRとGPTが選べますが、今回2TB以下の容量であり、XP等でも読み込めるようにするためMBRを選択。
(2TBを超えるハードディスクであればGPTを選択する必要があるそうです。)

新しいシンプルボリュームウィザードの開始

2TBより少し少ないような気がしますが、そのまま単一のボリュームサイズとして使うには
ちょっと大きい。1907727というサイズは2で割れず、3で割りきれたので635909という
数値にしました。


ドライブレターを決めて、以下の設定はそのままでフォーマットします。

以上でドライブDが出来上がりました。残り容量もドライブEとして割り当て、フォーマットできれば完成です。

ドライブの割り当てができたら、マイドキュメント、マイピクチャをSSDから移動させます。


ST2000DM001の速度はどうか?

マイドキュメントを移動させたとき、かなり速かったので期待が高まります。
CrystalDsikMarkでのベンチ結果はシーケンシャルreadで160MB/sを超えて非常に満足できる結果となりました。


しかもかなりの静音で、CrystalDsikMarkで計測中でもほぼ動作音が聞こえてきません。
2012年2月時点、2TBで1万円が相場である現在、倉庫用と呼ばれるモデルもこちらの
7200回転モデルでもほとんど価格が変わりません。
わずかに800円程度の違いで、倉庫用と呼ばれるハードディスクの120MB/sから160MB/s(シーケンシャルread)に
アップできるのならば、現時点ではかなりお買い得モデルだと思われます。

が、不具合の報告も多数見られますので、要注意ですね。


2月25日 ドライブを認識しなくなるトラブルをまとめました。
ST2000DM001が突然認識しなくなった - JJsの日記