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Photoshop CS6のPhotomergeを試みるも、色がおかしい

A4サイズを少しオーバーしたデザイン画をA4まで対応したスキャナーで読み込むには
角をきっちり確保するため、4回読み込む必要がある。


EPSONのGT-S620を使って、元画をTIFFで読み込み、Photoshop
ファイル⇒自動処理⇒Photomergeを試してみたところ、スキャン時の微妙な角度ズレや
色ズレをそのまま残したまま4枚の画像を合成してしまうので、
後処理が非常に大変だった。
jpegは保存するごとに劣化するので、大事なものを製作する際にはパス。


しかも色までくすんでしまって、輝きがない。
レイヤーをこれだけ重ねてやっとまともな発色に戻ってきたけど、
ラメのキラキラ感っていうのはほとんど残っていなかったなあ。


レイヤーの数以上に、特定色に絞って色を調整しているので、時間がかかった。


元画像をスキャンしてPhotomergeした直後。


レイヤーを重ねて、色を復元した後。



10月23日 追記


photomerge機能を使うにあたって、気付いた点を挙げておきます。

1.原稿をスキャンする際に、A4より大きな原稿で、しかもあまり折り曲げ
ができない場合は、スキャナーのフタをうまく押さえることができず、
部屋の明かりがスキャナーに入ったり、逆にスキャナーの光が
漏れたりします。


そのため、露光量が変わり、色ズレを起こす原因となります。
部屋を暗くするなりして、なるべくスキャン時の色ズレをなくしたほうが
あとあと楽です。


2.スキャンしたTIFF画像をいきなりPhotomergeしても、正確な形で
合成してくれません。
手間がかかりますが、スキャン後の画像をひとつひとつ定規機能を使って
垂直水平を正確に合わせておき、原稿の露光量ズレも先に直しておきます。


HDR合成と同様に、わずかなズレが、全体の解像度を下げたり、線が太くなる
原因となるようなので、前もっての調整が非常に大事です。



PhotoshopLightroomでのレタッチ技記事一覧はこちらからどうぞ。
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