jjsの日記

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図書館でライティング関係の本を借りまくった セルフポートでの練習

最近ずっとフラッシュ(ストロボ)を使った撮影に興味があるのですが、
やり方がさっぱり分かりません。
webで調べてみたところ、外国のサイトは割と詳しいものの、
やはり日本語で学びたいので、図書館で借りることにしました。


ちなみにライティングの手法について詳しいサイト
http://www.photoflexlightingschool.com/index.html


全部で8冊借りて、これだけをまともに購入すると18,000円にもなります。
専門書はやはり高いですね。

撒き餌レンズか安いフラッシュが買えてしまいます。
でも、webで検索して学ぶよりもずっと分かりやすく、何回も見直すことができるので、
専門書を読むのはよい手段だと思います。


借りた理由として、なんとなくモノブロックストロボが欲しいなあと、いろいろ見て回っているのですが、
値段があまりにもピンキリ過ぎだし、どの程度の出力が必要になるのか、
さっぱり見当がつきません。


そこで、実際にフラッシュを使ってみて検討しようということで、ポートレート撮影したいのですが、
平日には被写体になってくれる方を確保できない状態。
うーん、これは困った。


フラッシュを使うとなると、普通の撮影よりも手順が複雑で、セルフポートレートなんて
撮れるのか心配でしたが、やって見れば、どうにかなりました。


方法として、α55とワイヤレスフラッシュ(HVL-F58AM)をそれぞれ別の三脚に立てる。
α55の内臓フラッシュで、ワイヤレスの信号をHVL-F58AMに送って、ワイレスでのフラッシュ
撮影ができるように設定。
α55の背面液晶をクルっと回して前面から見えるようにセットし、2秒タイマーにて撮影。
このとき、背面液晶は三脚にちょうど隠れてしまいますが、なんとなく自分が見切れずに
写ればOKなので、どうにか撮影可能でした。


このとき、分かったのが、やはり6畳だと狭いし、天井まで2.5mはかなり低すぎること。
APS-Cに85mmのレンズでは、顔のアップ程度が限界で、バストアップも難しい画角になること。
ワイヤレスでもある程度は調光してくれるが、基本的にはマニュアルで光量を調整する必要が
あること。
正面斜め上45度程度からアンブレラを使ったバウンスがお手軽できれい。
上記アンブレラでのバウンスに、顔の下に80cmのレフ板で挟んで撮影したものがベストでした。
(クラムシェルというビューティ写真だと定番の方法らしい)

上下で挟むクラムシェル
第17回 バンクライト2灯でクラムシェル | 玉ちゃんのライティング話 | Shuffle by COMMERCIAL PHOTO


アンブレラにバウンスさせての撮影だと、HVL-F58AMの光量でさえ、全身を撮影するには光量不足に
なりそうだなあ、というところまでは分かりました。
→極端に絞らなければ(F16〜)おそらく大丈夫



あと、やはりフラッシュでの撮影は、撮影される側は目が痛くなりますね。
ワイヤレスフラッシュに設定していると、余計に光ってしまうので、より辛いなあ。
誰か写す機会があれば、なるべくワイヤレスではなく、有線でのオフカメラ撮影が
いいかなと感じました。


7月26日追記
クラムシェルライティングの例。

下は丸レフで起こしてあげるので、ソフトボックス一灯で十分にきれいな写真が撮れることが
分かる。
絞りをあまり絞らずに撮影すると、顔の輪郭がボケるので、柔らかいイメージ。