jjsの日記

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オオシオカラトンボ with Lightroom4.1

7月4日 加筆・修正・元画像追加

蓮を撮影しに逝った際、先客がいらっしゃいました。
撮影が終わるまで待とうと周りの草花を撮影していたら、結局蓮が閉じてしまうまで
ずっと三脚立てて撮影されていました。(足場が狭く、一人しか通れない場所)


というわけで、閉じた蓮しか撮影できなかったのですが、きれいな水色をした
トンボを撮影することができました。
帰ってから調べてみると、オオシオカラトンボという種類でした。


撮影時のRAW画像。
α900+SAL70300G 焦点距離300mm SS 1/125 F/6.3 ISO200
三脚+ミラーアップ+ケーブルレリーズ使用 トリミング済み

露出に失敗してアンダー過ぎます。


これをLightroom4.1でごく自然な感じに仕上げてみました。
これぐらいのレタッチが好みです。

拡大したもの。 シャッタースピードが1/125秒ではやや遅いため、被写体ブレを
起こしています。
帰ってから調べてみると、ハスは高いところに咲くため、揺れやすく、ある程度速い
シャッタースピードが必要になるとのこと。実際雨降り前で、風が強かったので、
次への反省としたいところでした。

上のレタッチした画像のシャープとノイズ低減値です。

「シャープ」の「マスク」値は「Alt」キーを押しながらスライダーを動かし、
余計な部分にシャープがかからないようにします。
マスクをかけてあげると、主題がはっきりし、全体的にクリーンなイメージに
仕上がります。適正露光の場合、マスク値は1〜5ぐらいで十分なことが多いです。


ISOが200と低感度なのですが、アンダーだった露光量を持ちあげているため、
ノイズが多めに出ています。通常なら「ノイズ低減」の輝度は0〜5ぐらいでよいのですが、
今回は23まで調整しました。そのおかげで、拡大しても背景が非常にズムーズになっています。


ちょっと今風のハイコントラスト。

画像の大きさが大きい場合は自然にレタッチしたほうが、ディティールが残っていて
きれいなのですが、これぐらいの大きさ(幅600px:hatenaでのデフォルト)で鑑賞する場合は、
コントラストが高いほうがインパクトが大きくてきれいに見えます。


モノクロ仕上げ。

画像が縮小されすぎて、ちょっと厳しいかもしれません。
ノイズ感を楽しみたいときにモノクロにするのですが、大きめの画像サイズの
ほうが適しています。


ちなみにトリミング前の元画像

300mm端で撮ってこの大きさですから、あともう少し寄れたらいいなあ。
ハス・スイレンは寄りすぎるとカメラごと池ポチャしますので、APS-Cカメラのほうが
いいのかなと感じています。


元々TAMRON 28-75mm F2.8で撮影するつもりでしたが、たった4輪しか咲いておらず、
全く画にならなかったので、70-300mmで撮影しました。
今回ハスの咲いているところは撮影できなかったけど、トンボが撮れて大満足です。