jjsの日記

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フィット3のスピーカー交換・バッフル製作取り付けをやってみた

前回に引き続いてスピーカー交換・自作バッフル製作・取り付けをやってみました。
気持ちのいい音楽が聞ければ、ドライブもより一層楽しめるので、
製作過程も楽しみながらスピーカーを交換してみました。


純正スピーカー取り外し

ドア内張り外しは前回を参照ください。
2014-02-14 - JJsの日記
1. スピーカーバッフル上にあるネジを外します。
2. 上側から内張り剥がしを挿しこんで、スピーカーを浮かせます。
3. 浮き上がったスピーカーを上側にスライドさせてから外します。


ネジ受けを両側のツメを押し込みながらインナーパネル裏側から
引き抜いて外します。スピーカー裏側にスピーカーケーブルが繋がっているので、
コネクタを押しながら外します。


外した後。ウィンドウを下まで下げておいて、取り付けるスピーカーがぶつからないか
確認をしておきます。もし当たるようだったらバッフルの高さを高くします。


スラントバッフル製作

スラントバッフルは製作が難しいので、スラントされているバッフルを購入するか、
イオニアなどの市販品バッフルを使ったほうがきれいで確実です。


今回はスピーカーの内径が小さいため、自作することにしました。
スピーカーのスペック表か実寸を測ってMDFに円を書きます。



ジグソーの歯を入れるための穴を開けます。


ジグソーを使ってバッフルを切り出します。


どんどん切ります。


木工ボンドで貼り合わせます。


重しを乗せてしっかりと密着させます。はみ出したボンドは
早めに拭き取ったほうが、あとから楽です。


スラントさせるため、印を書いておきます。


雨濡れてもいいように色を塗っておきます。一度に裏表を塗れないので、
先に裏面だけ色を塗ります。塗り込む塗料によって響き方が
変わりますが、今回は手抜きで余っていたアクリルスプレーで塗りました。


バッフル外径に対して垂直にジグソーで切り出します。
素人工作なので、ガタガタです。


パテでならして、平滑化します。


木工ボンドで圧着させ、また隙間をパテで埋めます。そもそもこんなに隙間があると
低音の響き方に影響があるので、市販品を買ったほうが無難ですw


裏面以外をスプレーで塗ります。冬場に二度塗りしたので、結構時間が
かかっています。一度に進められる作業は限界があるので、乾くまでの間に
デッドニング作業を並行して進めました。


バッフル取り付け

バッフル取り付け穴位置を決めるため、インナーパネルから穴の位置をトレースします。



取り付け穴位置をバッフルに写します。



スラントさせているので、方向や左右ドアが決まっています。
間違えないようにメモしておきます。スピーカーをつければ隠れる位置です。



六角ボルト、ワッシャー、弛み防止ナットで留めます。17cmスピーカーなどは
ボルトの頭が干渉するので、外側に穴あけするか、ボルト頭が埋まるようにバッフルを
削っておく必要があります。今回は小さいスピーカーなので、ギリギリで取り付けすることができました。


この部分のネジは常に低音の振動で弛みやすいので、弛み防止ナットを使ったりして、
弛みにくい取り付けが必要です。


スピーカーを木ネジで取り付け。今回は使っていませんが、
響きを重視するなら真鍮製の木ネジがお勧めです。真鍮製のネジは柔らかくて
木ネジとしては耐久性の点で問題があるため、入手が困難のようです。


100均で買った隙間テープをスピーカー周りに貼ります。
高さが足りないので2周させて貼りました。この画像のように貼ると、スピーカーに
近すぎなので、もう少し離した部分に隙間テープを貼ったほうがベターです。

今回は純正スピーカーケーブルを使わずにカナレの4S6に交換したのですが、
それはまた次回の記事で。


ドアへのケーブル通しの記事はこちら。
2014-02-26 - JJsの日記