Lightroomを卒業してPhotoshopに移行すると
自分で自分の制限はしないほうがいい
あんまりいじり過ぎだと、写真が写真じゃなくなるっていうリミッターを外して考えてみる。
物事には最初から制限がないほうがいい。
自分がどのようにモノを捉えて、どのようなものがきれいに見えるのかに
ひたすらに従ってみる。
そうすると、これはこうあるべき、という考え方が実に陳腐に思えてくる。
基本的に単焦点レンズで撮るべきという考えで失敗することも多々ありますがw
という訳で、Lightroomで表現できる幅には制限があるので、
最近はPhotoshop CS6を使ってレタッチするようになりました。
レタッチの流れ
元画像。ふむー、なんとなく狙いたいところは分かるけどさ、これじゃあ眠いだけのなんともない写真ですなあ。
問題点1. 単焦点で狙うと、窓枠の奥の重なり方に比べて手前の重なり方が気に入らない。
⇒トリミングは邪道ということは全くない。
問題点2. やっぱりちょっと曇った時はコントラストがいまいちで、少々ボカす程度じゃ
奥行き感が足りないね。
⇒コントラストあげちゃえ。
Lightroomで調子を整える。そもそも眠いんだからさ、Lightroomだとこれぐらいが
限界ですよ。これ以上やるとお下品になる。
エッヂだけシャープにしたい。Lightroomでのシャープネス調整は下品で
よろしくない。
エッヂだけ色をつけたい。Lightroomだと全体的な色は濃くできるが、
狙った部分を諧調を保ちつつ彩度を上げるのはほぼ無理。
Lightroomで調整後のデータを使って、お次は自分が何を表現したいかを
Photoshopでレタッチ。
こういうシャープ感はLightroomでは表現できないです。
必ずレイヤーが必要ですね。
LightroomのシャープやPhotoshopのアンシャープマスク
⇒エッヂが荒れるし、なんかきつい。
Photoshopでレイヤーを使ってシャープにする
⇒非現実的なシャープ感を演出。アニメの下絵とか墨入れみたいなもの。
アニメチックな写真が好みなので、これでOK。
やり方は、右側のメニューカテゴリーにある、「RAW編集・ソフトウェア」に紹介して
ありますので、お時間あるときに順番にお読みくださると嬉しいです。
こうやってあげると、気持ちの中のモヤモヤが消えて、
純粋に自分が見てるものが形になるから楽しいですね。
Exif Data
1/80秒 f/9 ISO 200
α99 & 85mmZA
なんでISO 50で行かないの?⇒ブレるよりタックシャープなほうがマシだから1/30秒以下で
頑張るよりも1/80秒ぐらいは確保して手ブレをなくしたい。
被写体的にそんなに色の深度の差は出ないでしょ、たぶん。
f/9なのは 手前と奥のボカシ感がこれぐらいかなと。真ん中あたりがシャープぐらいで、
一番奥がボケボケ過ぎない程度の絞りを選択。