α900のカメラエラー 絞り連動カムの位置不良
今週末に友人のバンドのイメージ写真を撮る予定なので、
撮影予定場所が太陽光がどの程度当たるのかを調査するために下見に行きました。
何枚か撮影後、レンズを交換直後にカメラエラーが発生するようになってしまい、
かなり焦りました。
仕方なく途中で切り上げ、家に帰って調べてみると、見事に
価格.comで紹介されていた絞り連動カムの位置不良でした。
価格.com - 『カメラエラー・・・発生しました。』 SONY α900 DSLR-A900 ボディ のクチコミ掲示板
当てはまる症状
- どのレンズに交換してもカメラエラーが表示され、撮影後の画像は真っ黒である。
- 長時間露光時のようにジーっと1秒ほど音がしてカメラエラーが表示される。
- 電池の入れ直し、スイッチのオンオフを繰り返しても直らない。
- 電池を抜いて長時間放置しても直らない。
- 70300Gに交換した場合、ピントが合わない。マニュアルだとシャッターは一応きれるが
カメラエラーが表示される。
絞り連動カムの位置と原因
正常に動作する場合、レンズを外してカムを見た時の正しい位置は以下です。レンズがずれたまま回し込んでしまうと、レンズのツメが絞り連動カムを押してしまい、
位置が以下のようにずれてしまいます。
レンズの絞りを調整するためのカムの位置がずれてしまうと、
絞りが上手く働かず「カメラエラー」になってしまいます。
電源のオンオフで正しい位置に戻るはずが、いったん位置が
ずれてしまうと、正しい位置まで絞り連動カムが戻りません。
カムを押せばすぐに直る
カメラエラーの表示を動画で撮影しようとレンズを交換したとき、またもや絞り連動カムにレンズのツメを当ててしまったようで、
その拍子にきちんと直ってくれました。
慌てず、きちんとレンズをセットすることが大事ですね。
今回は価格.comに経緯を書いてくださった方のおかげで助かりました。
ありがとうございます。
2月26日追記。
※おサルさんの写真はα900 & 70300G。カメラ(α900)はα55 & DT30mm macro。