Windows 転送ツールは原因不明で失敗するので、まったくお勧めできない
Windows転送ツールは、新しいパソコンに移行する際に、
ファイルデータを移行するための専用の拡張子データを使って
移行するツールです。
この転送ツールを使って、Windows7 64bitのデータをWindows8 64bitに移行させようと
しましたが、「Windows 転送ツールは、他のコンピューターへの接続を確立できません」
というエラーメッセージが出て、データの移行ができませんでした。
調べてみても、原因不明としか言いようのない失敗で、元に戻すこともできません。
何やらOSのバージョンが違う場合での安定性はあまり検証されていないようで、
今回Win8ということもあり、欠陥があったようです。
私は一応石橋を叩いて使うタイプなので、一度Windows転送ツールがきちんと動作するか、
確認して、テスト段階では問題なく動作はしていました。
が、肝心の本番でまさかのエラー。
一度転送ツール用に作成したデータは、転送が成功しないと中身のデータを救出できないので、
非常にリスクの高い移行方法になります。
あまり信用できない移行方法だったので、ほかに手動で大事なデータはフォルダごと
コピーしていたので助かったものの、この転送ツールだけに頼っていたと考えると
ぞっとします(しかも他人様のデータ・パソコンだった)。
写真や文書・個人用のデータは、素直にフォルダごとHDDやDVDディスク・USBメモリーに
全てコピーして、新しいパソコンに移行するのが最善だと思います。
移行項目
新しいパソコンやクリーンインストール時にいつもうっかりしてデータを移していないことが多いのが、ソフトウェア固有のカスタマイズ設定項目です。
(ex. photoshopのアクション設定、ブラシ設定、Dreamweaverのサーバー設定などは大事なものだったら
忘れないかも。でもDreamweaverのコードヒントのカスタマイズとか、環境設定にも出てこない
マニアックなカスタマイズはうっかり忘れがち。市販ソフトでも移行の対象外かと)
込み入ってなかなか思い出せない設定が多かったりしますので、
プリントスクリーンで、設定項目を画像データとして残していくのが、
手間はかかりますが、間違いは少ない移行方法だと思います。
個人データとOSデータをはっきりとハードウェアで違うストレージに保存しておくのが、
簡単で手間がかかりません。
OSはSSDに、個人的なデータなどはHDDに入れておくようにしています。
Windowsのユーザ設定はDドライブとし、初期設定でCドライブにあるデスクトップ、マイドキュメント、
マイピクチャ、マイミュージックなどはフォルダごとDドライブに移行させます。